【1月】新春を迎えて

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 新春を迎えて

 あけましておめでとうございます。
 皆さまにはご家族お揃いで寅年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 

 一昨年から新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が発出されるなど、日々の生活に大きな影響が出ております。
 このようななか、感染症の影響から悪化した生活の負担軽減と消費拡大のため、町民皆さまに商品券を配付、町内の医療機関に感染症対策の医療機器整備や医療従事者支援金を支給、また、商工会や農業者への支援を行うなど、総額19億円を超えるさまざまな緊急経済対策を展開してまいりました。
 新型コロナワクチン接種は、昨年2月より高齢者から町の接種を開始し、2回の接種を109日に終了しました。1回目92.2%、2回目91.7%の12歳以上の町民皆さまが済まされました。これは全国の接種率をはるかに上回るものです。3回目の接種は2月下旬から開始予定です。これからも、うがい・手洗い・マスク着用などの基本的な感染予防を徹底していただき、健やかな一年をお過ごしください。

 子育て支援事業について、東吾妻町は先進自治体です。これまで1歳および2歳到達時に支援金3万円をはじめ、こども園から小中学校までの給食費無料化、小学校入学祝い金3万円、中学校入学祝い金8万円、高校生通学定期代補助などを実施しています。今年度から新生児、乳幼児に県産木材の玩具、食器を贈呈する木育事業を開始、県内の市町村では中学生までの医療費が無料になっていますが、今年度から町独自に高校生までの医療費を無料としました。
 また、岩櫃ふれあいの郷跡をお城の役場庁舎に、統合後の中学校跡を企業の活動拠点、地域振興センター、坂上小学校、郡広域消防本部に転用など、既存の施設を有効利用している実績が認められ、昨年1月に第9回ぐんま街・人・建築大賞「まちづくり特別賞」を自治体として初めて受賞しました。

ぐんま街・人・建築大賞の賞状と記念品

 旧役場庁舎跡地の利活用や周辺整備についての「まちづくりワークショップ」を7月に開催しました。当町と包括連携協定を結んでいる東洋大学の理工学部田口准教授と学生から利活用策を提案いただきました。参加した皆さまからもご意見をいただきました。これからも検討・協議を重ねて活性化施設を建設します。

 令和4年の年頭にあたり、これからも町民皆さまの心に寄り添い、議会と連携しながら、職員の力を結集して、東吾妻町第2次総合計画「住民が誇りを持って暮らすまち」の実現に向けて、町政に邁進いたします。
 結びに、本年が皆さまにとりまして健康で幸多き年であることを心から祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

 

  東吾妻町長 中澤恒喜

お問い合わせ先

総務課

電話番号: 0279-68-2111 ファクス: 0279-68-4900