H26年1月分

平成26年1月分

　

～　輝かしい新年を迎えて　～

　新年あけましておめでとうございます。
　ご家族お揃いで輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
　日頃から町民の皆様には、町行政に関してご理解とご協力をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。
　さて、吾妻郡そして東吾妻町の悲願である上信自動車道については、昨年５月に「厚田～植栗間」６．４ｋｍが整備区間に格上げとなり、「吾妻東バイパス１期工区」として、今年度から設計に着手しております。絶え間なき要望活動が実を結びました。しかし、「植栗～箱島間」６．７ｋｍは調査区間であり、引き続き整備区間への格上げを国に要望してまいります。
　八ッ場ダム直下となる「三島、松谷地区」の活性化が重要な課題であります。日帰り温泉「天狗の湯」の年間入場者は年々増加し、７万人になりました。隣接の「ふれあい公園」もほぼ完成に至りましたので、今年５月に「群馬県植樹祭」を同公園で開催し、大澤知事をはじめ多くの皆様に植樹していただき公園の完成を祝いたいと考えております。町民の皆様にも多くのご参加をお願いいたします。
　また、天狗の湯、ふれあい公園を年内に「道の駅」として登録するため、施設整備を進めております。吾妻峡の散策、公園内の芝生広場やドックラン、施設内の体験コーナー、地産品の販売等により活気ある道の駅にしたいと考えております。
　今年度の課題であります平成２７年４月の中学校統合に向けた統合中学校（現原町中学校）校舎整備事業、当町の幼稚園、小学校、中学校の給食を担う給食センター建設事業は、順調に進捗しております。
　自然エネルギー発電施設として、箱島湧水を活用した小水力発電所を計画しており、水利権についての合意がなされましたので、現在設計を行っております。
　毎年新規事業を導入し、高齢者福祉の充実を図っておりますが、昨年４月に原町地内の社会福祉法人を支援して、「地域密着型特別養護老人ホーム」が開所いたしました。また、民間で行っている「小規模多機能型居宅介護施設」を支援しており、来年度早々、太田地区に開所する予定となっております。尚、「特別養護老人ホームいわびつ荘」はより良き施設運営を目指して、社会福祉法人による指定管理を今年４月から実施いたします。子育て支援として、今年度は県内で初めて幼児期の「ロタウイルス接種補助」をはじめましたので、有効にご利用いただきたいと思います。今後も子育て家庭への負担軽減策を推進していきます。
　昨年９月１４～１６日渋谷ヒカリエにおいて、東吾妻町の麻、徳島県藍住町の藍染め、滋賀県愛荘町の近江上布を主題とした「三町企画展」を開催しました。大勢の皆様にご来場いただき盛大な企画展となりました。この５回続いた企画展を縁に、三町で「災害時相互応援協定」の調印をいたしました。
　また、一昨年の東日本大震災において南相馬市の被災者の皆様を全国一早くお迎えして支援をいたしましたが、１１月８日桜井勝延市長が来町、「南相馬市・東吾妻町災害時相互援助協定」に調印し、改めて有事の際に迅速かつ有効な支援活動を行うこと、友好交流を充実することを確認いたしました。現在、全国の自治体で防災への取り組みが行われております。東吾妻町においても、いざと云うときのための備えを行ってまいります。
　町づくりは堅実に、着実に、そしてしっかりと地に着いたものでなければなりません。今後も町民の皆様のご意見を尊重し、議会と連携し、職員と共に努力を重ね、有効な事業を展開する中で、明るく元気で、住みよい町を目指していく所存でございますので、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

～　町民駅伝大会　～

 

　１２月８日、東吾妻町体育協会の主催により第８回町民駅伝大会がふれあい公園をメイン会場に開催されました。昨年度の大会は、衆議院の解散総選挙が行われたために残念ながら中止となり、２年ぶりの開催に大字対抗の部６チーム、一般の部１５チームが参加し、２１チームの皆さんが一斉に岩島地内に設定された１７．４kmのコースを元気に駆け抜けました。
　一般の部の結果は、優勝：中之条高校Ｃチーム(59'14")、準優勝：中之条高校Ｄチーム(59'15")、第３位：中之条高校Ａチーム(59'39")となり、上位５チームが５９分台でゴールし、現役高校生チームが１秒を争う大接戦で観客を沸かせてくださいました。
　大字対抗の部の結果は、優勝：新巻Ａチーム(1°04'43”）、準優勝：三島チーム(1°04'49”）、第３位：萩生チーム(1°04'56”）と共に１時間４分台でゴールし、こちらも好勝負でした。詳細は町のホームページ上でご確認できますのでご覧になってください。
　１年のブランクにより参加チームの減少も心配されましたが本当に素晴らしい駅伝大会になったと思います。選手をはじめとする各チームの皆様、大会運営にあたられたスタッフの皆様に心より感謝申しあげます。